KAZU’R’O(カズロー)です。
設計事務所に勤めていたころ、家造りについて相談しに来てくれた方がたくさんおりました。
・建築家に家を設計してもらいたい
・ハウスメーカーの展示場を見たけどなんか違う
・家を建てる土地探しから相談したい
等々、様々な理由があります。
設計者の仕事は、
「相手が望んでいる事(条件)を理解」し
「相手が望んでいる以上の提案」を行うことです。
大体相談者がお見えになると2時間~3時間ほど時間をいただき、
・設計事務所の事 :今までどのような家を我々が設計していたか
・相談者の事 :家族構成、職業、趣味、理想とする生活像 etc…
・敷地の事 :敷地を取得済みか、検討中か
・予算の事 :建物工事金額、取得予定敷地の購入金額を含めた総予算
・業務報酬の事 :業務を受けた場合の報酬(設計料)
以上の内容をお話いただいたり、説明させていただいてました。
設計の面白く、奥が深いところは「同じ条件は何一つ存在しない」ことです。
いただいた「条件」を基に、
「無数にある選択肢の中から一つ一つ整理し、最適解を選択し提案する」
その提案による対価が「設計料」だとKAZU’R’Oは考えてます。
価値観は人それぞれです。
設計料が高いと感じる方がいれば、適切な報酬だと判断いただく方もいます。
間取りと金額で判断する。
新聞広告やインターネット、SNS等でハウスメーカーの建売分譲住宅の広告をよく目にします。
例えば
4LDK
2,480万円(税込み)
オプション工事は別途
皆さんも目にしたことがあるのではないでしょうか。
これをKAZU’R’Oが「解釈」すると
記載している条件に合致する方は契約して下さい。
内覧頂き、間取りや仕上げが気に入った方は契約して下さい。
変更したい部分がありましたら、別途費用をいただきます。
となります。
間取りや工事代金の記載があり、実際に内覧(建物を見学)でき、多くの方が契約されています。
どちらかが一方的に相手に押し付けるのではなく、購入者と販売者の「条件」が一致し成立します。
具体的な間取りや仕上げ、金額が把握できるのはメリットです。
一方デメリットとしましては、オプション工事とは何か、どこまで変更できるか等
契約前十分に確認する必要があります。
確認を怠ると、トラブルの原因になりますので注意してください。
「家造り」の際、皆さんが考える「条件」により選択する方法が変わってきます。
その中で、KAZU’R’Oが勤めていた設計事務所に「条件」を伝えて提案いただく方法、
「条件」に合致するハウスメーカーや建売分譲住宅を選択する方法があることを紹介しました。
もう一つ、工務店を選択する方法もあるのですがこちらについては今後紹介いたしますね。
KAZU’R’Oより。
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